都市未来研究会 IN NISEKO

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Committee

コミッティ

コミッティとは?

研究会活動に関与し、縮退する未来の都市像の持続可能性を考えてゆくメンバーのことです。コミッティはそれぞれの専門領域において、今後、3年間を目途に研究・調査活動、仮説の構築、実証試験などを行ってゆきます。

コミッティ/発起人代表

土谷貞雄さん

発起人代表 / 都市生活研究所所長/暮らし研究家


ムジネット株式会社(現MUJIHOUSE)取締役をへて2008年にコンサルタントして独立。商品開発からプロモーションまで一貫した住宅商品開発支援を行う。また現代の暮らしに関する知恵を集め未来の暮らしのありかたを提案し続けている。HOUSE VISION 展覧会を2013年、16年、19年に開催。著書に『無印良品・みんなで考える住まいのかたち』『あったらいいな、こんな暮らし』など。
村上敦さん

発起人代表 / ジャーナリスト/コンサルタント


ドイツに長年在住し、ドイツやEUのエネルギー・建築・交通・まちづくり分野で情報発信を行っている。著書に『ドイツのコンパクトシティはなぜ成功するのか?』『キロワットアワーイズマネー』など多数。
事務局長・早田宏徳さん

株式会社ウェルネストホーム創業者・CEO


18歳から住宅業界に携わり、計4千件を超える家づくりを直接・間接的に経験。2008年に渡独し、日本で当時最先端の高性能住宅がドイツの最低基準にも満たないことに驚き、日本の住宅業界の変革を志し独立。以来、世界水準の高気密・高断熱住宅を提供するハウスメーカーを経営。 著書には『低燃費住宅2』『未来の世代につなぐ家 The Wellnest Home』など。 

コミッティ/発起人

櫻井啓一郎さん

発起人 / 国立研究開発法人産業技術総合研究所 主任研究員(安全科学研究部門 社会とLCA研究グループ)


1971年生まれの京都育ち。京大で電気・電子工学を学び、化合物半導体の研究で博士号取得。産総研で主に太陽電池の研究に携わる傍ら、独ハーンマイトナー研究所(HMI;現HZB)、米国立再生可能エネルギー研究所(NREL)等でもそれぞれ1年ほど研究。再エネの普及政策、特に固定価格買取制(FIT)の導入を支援(原発事故後の市場暴走は止めきれず)。最近は住宅の断熱、EVの普及を扱っている。ニセ科学対策の活動も。
須崎文代さん

発起人 / 神奈川大学建築学部建築学科 准教授/ 日本常民文化研究所所員


日欧政府AUSMIP国費留学(フランス、ポルトガル)、日本学術振興会特別研究員(DC1)、米田吉盛教育奨学金大学院給費生、非文字資料研究センター・フランス国立高等研究院(CRCAO/EPHE+College de France)派遣研究員を経て、神奈川大学大学院博士後期課程修了 博士(工学)。 日本生活学会第1回博士論文賞。専門は近代住宅史・建築史、生活史。とくに台所・風呂・トイレ等の水まわりの空間史、生活共同体(共同キッチンやユートピア)の歴史と文明論、ブラジル日本人移民(開拓民)の住宅・生活史、民俗学・アーツ&クラフツ・民藝・今和次郎論・身体論を研究対象としている。
高内章さん

発起人 / Vice President, Intelligence Evangelist, Strategic Business Insights, Inc.​​​​


広範な産業分野のクライアントと共に変化の予兆を捉える一連の活動を発展させる一方、シナリオプランニングや事業機会探索など、未来の不確実性に対峙して長期的な事業開発に取り組む企画担当者をサポートするプロジェクトを数多く手がけている。
田中信一郎さん

発起人 / 千葉商科大学准教授/博士(政治学)


国会・行政に関して数多くの執筆がある。著書に『政権交代が必要なのは、総理が嫌いだからじゃない―私たちが人口減少、経済成熟、気候変動に対応するために』、『国会質問制度の研究~質問主意書1890-2007』など。
西村勇哉さん

発起人 / NPO法人ミラツク代表


大阪大学大学院人間科学研究科修了。領域を超えたイノベーションプラットフォームの構築と大手企業の事業創出、研究開発プロジェクト立ち上げの支援、未来潮流の探索などに取り組む。理化学研究所未来戦略室イノベーションデザイナー、大阪大学SSI特任准教授。
橋本泰作さん

発起人 / 日本プラチナタウン開発株式会社代表発起人 / 長崎大学大学院工学研究科 客員研究員


1964年兵庫県生まれ。機械部品メーカー研究所、都市銀行系シンクタンクを経て、会社を設立。空き家の利活用や縮退する都市の在り方、炭鉱住宅を題材とした都市の縮退プロセス、離島を題材とした都市機能など、人口減少時代の住宅・都市機能の研究を行っている。従来のような自治体といった大きな単位の都市から、小さな単位(マイクロモジュール)をつなぎ合わせて都市機能を組み立てることに転換した、縮退や変化への適応力が高い持続可能な都市を提唱している。
福本理恵さん

発起人 / 株式会社SPACE代表取締役 最高情熱責任者 (CEO)


東京大学大学院博士課程にて認知心理学を研究する過程で体調を崩し、博士課程を中退。それを契機に食の道へ転身し、「種から育てる子ども料理教室」を主宰。2012年からは東京大学先端科学技術研究センターに戻り、農と食から教科を学ぶ「Life Seed Labo」を企画。その後、「異才発掘プロジェクトROCKET」のプロジェクトリーダーとして全般を指揮。その間、探究カリキュラムの開発をするとともに、ユニークな子ども達に寄り添って一人一人が活かされる環境作りをプロジェクト内で実現する。一人ひとりを生かす個別最適な探究的学びの設計における知見を生かして、2020年8月にSPACEをスタートさせる。国、自治体、企業と恊働しながら、学びの再定義をしながら子どもが主体的に探究する仕組みづくりの実装を提案している。
山崎満広さん

発起人 / Mitsu Yamazaki LLC 代表​


ポートランド市開発局ビジネス産業開発マネージャー・国際事業開発オフィサーをへて、地域経済開発、都市デザインの戦略コンサルタントを務める。東大まちづくり大学院講師、つくば市まちづくりアドバイザー、横浜国立大学 客員教授等を兼任。

コミッティ

青木弘司さん

建築家 / 合同会社AAOAA一級建築士事務所 代表


1976年、北海道生まれ。室蘭工業大学大学院を2003年に修了。藤本壮介建築設計事務所を経て、2011年、青木弘司建築設計事務所設立。2018年、事務所を改組し、合同会社AAOAA一級建築士事務所を設立。藤本壮介建築設計事務所在籍中は、医療福祉施設や図書館、美術館、小住宅など、事務所の創設期から、大小さまざまなタイプのプロジェクトに関わる。 現在、武蔵野美術大学、東京造形大学、前橋工科大学、早稲田大学、文化学園大学、東京都市大学で非常勤講師を務める。
井上岳一さん

日本総合研究所 創発戦略センターシニアスペシャリスト


東京大学農学部、Yale大学大学院卒業(経済学修士)。大学で林学を学んで以来、森のように多様で持続可能な社会をつくることがライフワークに。林野庁で制度のデザインを学び、Cassina IXCでモノやコトのデザインに関わった後、2003年から日本総合研究所で企業や事業や地域社会のデザインに従事。現在の注力テーマは「ローカルDX」。古来受け継がれてきた技術とデジタルのような未来の技術を組み合わせ、人口減少時代を豊かに楽しく生き抜く地域社会の実現を目指して活動中。著書に『日本列島回復論 この国で生き続けるために』(新朝選書)、共著書に『MaaS モビリティ革命の先にある全産業のゲームチェンジ』『Beyond MaaS 日本から始まる新モビリティ革命 -移動と都市の未来-』(共に日経BP)、『公共IoT 地域を創るIoT投資』(日刊工業新聞社)等。南相馬市復興アドバイザー。内閣府規制改革会議専門委員。東京藝術大学非常勤講師。
阿部喨一さん

PEACE COIN OÜ CEO / アントレプレナー / 国際金融コンサルタント


1983年生まれ。大学卒業後、独立系投資顧問会社へ入社。金融コンサルティング業務に従事。最短でプロジェクトマネージャーへ昇格、最年少で役員へ就任。独立後は国内外で、金融・M&A・不動産・教育など様々な業界分野において、市場開拓から資金調達、経営戦略まで一貫して担い、10社以上の事業立上げを行う。既存の資本主義構造に多様性をもたらし、人が人らしく生きて評価される社会を作るべく、PEACE COINプロジェクトをスタート。
歌川学さん

国立研究開発法人産業技術総合研究所 主任研究員 (安全科学研究部門 持続可能システム評価研究グループ)


東北大学大学院工学研究科機械工学専攻博士前期課程修了。博士(工学)。専門は機械工学・環境工学。省エネ・温暖化対策の導入評価、国の脱炭素・エネルギーシナリオ、地域発展と両立した地域の脱炭素・エネルギーシナリオの研究を行う。著書に『スマート省エネ』(東洋書店、2015年)、共著に『地域分散型エネルギーシステム』(日本評論社、2016年)、『入門再生可能エネルギーと電力システム』 (日本評論社、2019年) 、『エネルギー自立と持続可能な地域づくり』(昭和堂、2021年)など。
海法圭さん

建築家 / 海法圭建築設計事務所主宰​


芝浦工業大学、東京理科大学、東京電機大学などの非常勤講師を務める。2016年にAngelica Gardenの設計・監理を担当し福島県建築文化賞優秀賞など受賞多数。
後藤良子さん

株式会社URBANWORKS代表取締役


柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK) の設立に参画、以降ディレクターとして「公・民・学」連携のまちづくりに携わる。UDCKをモデルとした連携プラットフォームを全国に普及させる一般社団法人UDCイニシアチブ の設立にも参画し、理事を務める。また、都市のサステイナビリティの観点から地域経済や産業創造のプロジェクトに多く携わっており、技術系スタートアップのエコシステム構築を目的とする一般社団法人TXアントレプレナーパートナーズ(TEP) の設立にも参画し、現在理事を務める。その他にも、日本各地の地域再生や事業構築に携わる。
庄司昌彦さん

武蔵大学社会学部教授


1976年生まれ。中央大学大学院総合政策研究科博士前期課程修了、修士(総合政策)。おもな研究領域は情報社会学、情報通信政策。2002年~国際大学GLOCOM研究員、内閣官房オープンデータ伝道師、総務省自治体システム等標準化検討会座長、総務省地域情報化アドバイザー、(一社)インターネットユーザー協会理事なども務めている。
徳留裕敏さん

建築構造家


1978年生まれ。大阪府出身、ニセコ町在住。10代、高校から建築を学ぶ。20代、大工をしながら一級建築士免許を取得。30代、建築構造の道に進み構造設計一級建築士となる。40代、ニセコに移住し、この都市未来研究会 IN NISEKOと出会う。これまで手掛けた建物は、北は名寄、南は宮古島、また海外ではモルディブなど。
林篤志さん

Next Commons Labファウンダー


ポスト資本主義社会を具現化するための社会OS「Next Commons Lab」をつくる。2016年、一般社団法人Next Commons Labを設立。自治体・企業・起業家など多様なセクターと協業しながら、新たな社会システムの構築を目指す。日本財団 特別ソーシャルイノベーターに選出(2016)。Forbes Japan ローカル・イノベーター・アワード 地方を変えるキーマン55人に選出(2017)。
林憲吾さん

東京大学生産技術研究所准教授 / 博士(工学)


1980年兵庫県生まれ。総合地球環境学研究所(地球研)プロジェクト研究員等を経て現職。インドネシアを中心に東南アジアの近現代建築・都市史を研究。地球研では途上国のメガシティにおける地球環境問題を研究。共編著に『メガシティ5/スプロール化するメガシティ』(東京大学出版会、2017年)等、共著書に『相関地域研究3/衝突と変奏のジャスティス』(青弓社、2016年)等がある。
宮崎亘さん

建築家 / ニセコのペンション塒 オーナー / 風の谷キャンプ場経営 / 発明家


1976年 札幌生まれ。1981年に家族と共にニセコに移住。大学卒業後、建築設計事務所、まちづくりコンサルタント会社での勤務をへて、2007年、仮想空間専門デベロップメント会社のスタートアップに携わりつつ、家業のペンションを引き継ぎロッジ「ニセコ塒」としてリニューアルオープンする。冬季はスキーロッジとして国内外からのスキー客を受け入れ、夏季は主に道内客をメインとした「風の谷キャンプ場」を経営している。
連勇太朗さん

建築家 / NPO法人モクチン企画 代表理事 / 株式会社@カマタ 代表取締役


縮小型社会における都市デザインを開発し実装することをミッションに掲げた建築、デザイン、不動産を手掛ける。主な作品に「2020/はねとくも」「KOCA, 梅森プラットフォーム」。共著に『モクチンメソッド: 都市を変える木賃アパート改修戦略』など。
山雄和真さん

建築家 / wai wai代表


1978年京都府出身。2001年京都大学卒業、2004年東京大学大学院修了。同年よりCAt(C+A tokyo)所属、2008年より同シニアアソシエイト。CAtでの主な担当作品に、「宇土市立宇土小学校」等。2013年、ギングリッチ一級建築士事務所設立。2018年より、UAE,ドバイのibda designと共にwaiwaiとして改組。同ファウンディング・パートナー、東京事務所代表。日本と中東を拠点に、アジア各国で個人住宅から大規模開発まで、様々なプロジェクトを手掛ける。 実務の傍ら、2012年よりインドネシア・ジャカルタをターゲットとしたメガ都市研究(総合地球環境研究所と協働)、同年のHOUSE VISION INDONESIA、2020年よりオマーン・サラーラでの古民家修復プロジェクト等の研究プロジェクトに関わる。2019年よりニセコを中心に北海道で複数のプロジェクトが進行中。
依田真美さん

相模女子大学大学院社会起業研究科・学芸学部英語文化コミュニケーション学科教授/NPO法人「日本で最も美しい村」連合資格委員会副委員長


20年以上に渡り、外資系金融機関や格付機関で、東アジアの企業や自治体・公的機関の分析に従事。その後、兼ねてから関心のあった地方の小さな町村の活性化に携わるため北海道大学の博士後期課程で観光学を学ぶ。2010年からはNPO法人「日本で最も美しい村」連合の資格委員として、審査基準づくりや審査に取り組む。また、組織論やチェンジ・マネジメントの手法を地域に応用し、住民参加型ビジョンづくりの支援に携わる。 2017年より相模女子大学所属。学部で教鞭を取るほか2018年から専門職大学院社会起業研究科の構想づくりに参画。同研究科は2020年4月に開設。
渡邊 剛さん

北海道大学理学研究科講師​


サンゴ研究者で、NPO法人喜界島サンゴ礁科学研究所理事長。喜界島でのサンゴ研究と同時に子どもたちとの科学サマーキャンプを実践。その過程で「KIKAI college」を設立。
加藤正紘さん

株式会社トビムシ


1988年生まれ、北海道札幌市出身、札幌市在住。大学で上京し2021年に札幌にUターン。大学・大学院で公共空間デザイン・エリアマネジメント・グリーンインフラストラクチャー関する研究に従事。卒業後、まちづくりコンサルタントにて、駅前広場・街路空間のデザイン、商店街等のまちづくりの支援、土地区画整理事業の事業開発・企画に携わった後、建築土木設計事務所にて、商店街街路のリニューアルデザイン、地方都市中心市街地のプレイスメイキングのプロジェクトに従事。地元北海道の地域づくりを考えるにあたり、山や流域と共に、当事者となって取り組みたいという思いから、2019年に株式会社トビムシに合流。ニセコ町をメインに木材を中心とした森林資源の域内循環、山・森・木と共にある暮らし・地域の検討を進めている。本業の傍ら、背負って運べる屋台(ショッテショップ)の開発、マルシェの企画・運営、シェアスペースの運営(向島拠点)、セルフリノベ、里山のツリーハウスの製作等に参画するなど地域の営みを後押しする活動も行っている。
タケナカ ヒロヒコさん

造形作家タケナカ 代表/ THE ICEMANS / 芸術家/ 思想家


1962年 北海道生まれ。造形作家を父に持ち、少年時期から山奥暮らし。創り出すものは「人間と自然との間をつなぐ物」。外に居ることが、心の安定で有り、作品はいつも野外で作る。外に居る事が長いので、様々な「?」が創造の元。「木を切らない林業」や「海を曝気するテトラ」、冬の環境芸術グループ「THE ICEMANS」等、環境と社会とのダンスを模索する。
植竹淳さん

北海道大学 北方生物圏フィールド科学センター准教授


目には見えない微生物は土壌や河川はもちろんのこと、空気や積雪といった一見生き物のいなそうな環境にも生息しています。野外でのフィールドワーク&ラボでの遺伝子実験や化学分析を通じて、このような微生物群集がどのように分布し相互作用することで、環境中の物質循環に影響を与えているのかを明らかにしていきます。またある種の微生物は存在するだけで地球環境を変化させる可能性があります。例えば、①細胞が核となって雲の形成を促進し、太陽光の放射バランスを変えている微生物、②氷河の上で色素を生成し、温暖化による氷河の融解を促進させる微生物などがおり、地球科学や気象学といった様々な分野の研究者たちと共同して地球規模でのテーマにも取り組んでいます。
木田和海さん

株式会社NTTデータ経営研究所 OpenStreetMap Foundation Japan


大学にて地理学を専攻。卒業後、日系コンサルティング企業にて財務報告制度対応や業務改革・情報化構想の策定支援に従事 その後、GIS(地理情報システム)ベンダーにて、GIS活用支援や新規用途開発の立案・実証を推進 地理情報活用の視点からオープンデータ推進にも携わり、アイデアソン・ハッカソン等の支援や、オープンな世界地図「OpenStreetMap」の編集・普及活動を推進 現職では、デザイン思考を用いた新規サービス・ビジネス創出、ワークショップを通じたビジョン策定・組織開発、DX構想立案などに関与
上野香菜子さん

木工作家、デザイナー


札幌生まれ。北海道東海大学 芸術工学部デザイン学科卒業。建築・家具・内装設計の経験を経て、2009年より木製作品の制作を始める。朽ちた木や、曲がった木などから家具・照明・アクセサリーなどを生み出す。捨てられてしまう物、価値が無いとされる物に新たな命を吹き込むREBORNプロジェクトに取り組む。
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